本多静六の「私の生活流儀」は参考になりすぎる

40代を前に、人生のメンターとも言える人の本に出会えたと感じるすごい人の本でした。

将来のことで悩んでいるいろんな自分を払拭して、前に進めてくれた、力強く爽快な1冊です。

目次

本多清六さんてどんな人

本多清六さんって誰?

「蓄財の父」といえる人。

戦後、農家の家に生まれながら苦学の末、東大教授となり、仕事を趣味のように楽しむかたわらで、林業や事業への投資で財をなした方。

ちなみに、渋沢栄一さんとお友達だよ。

80歳を過ぎても、とにかく歩くおじいちゃん

いろんな、功績が語られる偉人はたくさんいるけど、

本多清六さんの一説で一番好きなのが、

お金もたくさんある余生、「80歳をすぎても毎日2里3里平気で歩く」という一説。

1里ってちなみに4kmです。

8km〜12kmを毎日のように、80歳をすぎた人が自分の意思で歩きたくて歩く。

以前の僕は、スマホの歩数計が500歩いかないの日が。。。

「散歩」は心と体にいいと改めて認識できた。

僕は、車があることが当たり前で生きてきたし、でも30代になって体は運動不足を感じるし、

意思では、なんともできないと思っていただけど、このエピソードを機に

散歩や歩くことをいろんな書籍でよんでみました。

そして勇気を出して、車を手放してみたら、新しい世界がまっていまいした。

「月給4分の1天引き貯金」

収入のうち25%を貯金していく、そして配当のつくモノに投資をしていくという考え方。

あるもので生活して、しっかり残す

これは、家庭でも経営でも本当に大事で一番むずかしいこと。

自分を肥やすまえに、数字を見つめる力が大切。

毎月の固定費を16万で幸せに暮らせるようになった指針

「月給4分の1天引き貯金」の基本的な考えは僕の家計簿管理にも大きく役立っています。

細かな、判断は時代が違うけど、本質はいつの時代も一緒だと思います。

経理の仕事が長いので、生活の固定費が低いことをよく驚かれたりしますが、けして特別なことではないと思っています。

そして、2倍くらいの固定費と同じくらい幸せで、しかも将来の財畜が進む、こんな幸せなことはないと思っています。

2杯目の天丼はうまく食えぬ

働いて自分の給料ではじめて食べた「天丼」この世にこんあうまいモノがあったのかと驚いたそう。

こんな、うまいモノをお腹いっぱい食べみたい。と

お金を貯めで2杯の天丼を食べにいったそう、すると

「2杯目の天丼は、1杯目ほどうまくない。。。」

と思ったそう。

お金を使う本質ってここだなーって痛感。

「モノが高品質だからと10倍の値段がしても10倍幸せにはなれないよ」ってことあります。

財のほとんどを寄付した人間性

85歳でなくなれるまで、の生活にも贅沢がなく仕事を楽しむ様子が伺える人です。

そして、財はほとんどを寄付されたそうです。

別に、寄付したからすごいとかではなく、考え方と行動が一貫していて誠実なんだなと思いました。

誠実って大切。

ユーモアを持って人生を楽しむことの大切さ

節制に励む生活のかたわらで子育てをされる中、学生とのコミュニケーションの中、ユーモアをもって生きることを忘れない姿勢もすごくいい。

つまるところ、人が生きることは、生あるうちを楽しむことにつきる。

そう感じさせてくれる。

強くて、たのしい、本多静六さん。

本は紙で読むのがいい

あ、Kindleもよみますよ。

でも、選べるなら本がいいです。

理由は、「読んでいて邪魔が入らない。見開きのよみやすさ、ちょっとグニャってなる感じ」

です。

「シンプルに扱いやすい。」です。

あと、Kindleは読み放題をやってみたのですが、

もう読みたい本がない、というのもあります。

同じような値段で買うなら、「本を買う」

という感じです。

最後に

本を読むと、テレビやスマホを見ている時間から離れた時間を過ごすことができます。

それだけで、心の余裕が生まれ「いい時の自分」を取り戻せるきっかけになると思います。

それでは、また。

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